第2回『敷地・地盤について』
私は福島県伊達郡の生まれですが、子供の頃祖父がある山を見て、
『あの山は動くよ』とか『この土地はいい宅地になるぞ』とか耳にしました。
今になって考えてみると、昔からある家は、高台にあり 敷地は岩盤(砂岩)のところに
建てられていました。またほとんどの家で北側にむろ(横むろ)がありました。
冷蔵庫がない時代、保存庫として造られたのだと思います。夏に入ってみると大変涼しく
冬暖かく感じました。現在のような耐震技術や基礎の技術のない時代ですから、
まず地震に強い場所を探すのが建物造りの始まりでした。
どの土地がよいかは、人生経験が豊富で、その土地をよく知ったお年寄りに相談することが
一番でした。また土地を探すときは、『その土地の近所のひとによく聞きなさい』
とも言われていました。基礎も現在のような基礎はほとんどありませんでした。
玉石の上に束を立てて土台を引き床は風通りがよいように高くして、木材も土台は重硬で
強く保存性も高い栗の木が使用されていました。家を建てる際には最小限でも建物の土台
には栗が使用されていました。※最近では用材の確保や価格などの関係で、使用される
例はほとんどなくなりました。その代わりに丈夫な耐震基礎を造るようになりました。
土地を探すときは、まず経験豊富な御両親、御祖父母に相談してみることです。
よいアドバイスをしてくださるとおもいます。私からのアドバイスとしては、
『相場より安価な土地には注意して下さい。何かそれなりの理由があります。
いい土地を探すには、相場より1割~2割高額になると思って下さい。
また、売却するときには、1割~2割安価になると思って下さい。
なかなか見つけるのはたいへんです。あせらず根気よく探すことです。
数年かかる覚悟で探すことです。』
住宅に関するトラブルの7割近くが地盤に関係したことです。
軟弱な地盤では、不同沈下が原因で(外壁に亀裂が生じたり、ドア-の開閉がスム-ズでない
などの障害があらわれます。地盤の良い悪いは場所により違いますので注意してください。
私たちはどの家づくりでも地盤調査を行い、
その調査結果から地盤補強工事『表層地盤改良工事・ 杭工事』を行っております。
地盤保証(10年)もつきます。
地盤補強方法の選択と合わせて基礎の 設計をします。
家づくりにおいて地盤の良し悪しは大変重要なことです。
それを念頭に入れ、土地購入の御検討をなさって下さい。



